深田総菜
長崎県長崎市
【連携体】
- 竹田かたつむり農園
事業内容
当社は、長崎市で総菜店を経営し、高価ではないが素材の良さを生かした素朴な味付けと、高級フランス料理のエッセンスを取り入れた商品を手作りで販売し、好評を得ている。
親族の看護を期に、自分も含め付き添いの方々の喫食環境について考えさせられ、手軽に食べられる栄養一杯の総菜・スープを提供する必要があることに気がついた。
連携体の竹田かたつむり農園が栽培する在来・固定種といわれる伝統野菜は、野菜本来の栄養が豊富に含まれ、耕作理念に共感し、一部食材の供給や店舗前での農産品販売を行っている。
本事業では、元気な身体を作ってもらい、安心して介護付き添いができる環境を作る事と食の基本である健康保持の為の食材を一般の方にも提供する事を目的として、安全安心な野菜を使用した栄養豊かなスープの製造に取組む。
商品完成後は、付き添い看護の必要性のある方々やお見舞いセットギフトとして販売し、自社店舗でも健康志向の方々、竹田かたつむり農園さんの野菜定期販売の商品として提供し、販路拡大を行う。
■事業化予定:令和4年1月
事業実施体制
新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力
素材の持つ栄養素一杯の竹田かたつむり農園の野菜スープは市販されていない為、多くの需要を見込める。通常保存の商品と急速冷凍機を使った冷凍食品の二通りの商品が製造可能であり、通常保存商品は、店頭での販売を予定している。
冷凍食品は、保存食・ギフト食として配送も可能である。
食を通して健康を維持する考え方は年々増加している。機能性食品やヘルシーフードが成長産業として期待されており、市場性は益々広がると予想される。
介護付き添いの方の栄養補給、また一般の健康志向の方をメインターゲットとしている。
自然の味を活かした総菜作りをベースに展開している深田総菜のメイン商品になる可能性を秘めており、売上向上に期待が持てる。
竹田かたつむり農園でも自社作物の完成品として販売できるため、より多くの人に自社の野菜に興味を持っていただくことが期待できる。
市場は食に健康を求めている為、成長性は高い。いずれは機能性表示食品など、新市場創出に向けた新たな取り組みも検討したい。
素材の良さと自社のノウハウを生かし、「健康的総菜」の展開を実現する。
代表者の夫は、全国的な評価を受けている料理人で、現在も創作サポートをしてくれているが本事業にも積極的に協力してくれる。
素材提供の竹田かたつむり農園とは互いの事業について十分理解し合っており、相乗効果が期待できる。
地域活性化への波及効果
「食を通した命(からだ)づくりをテーマ」にすることで健康への地域意識向上を図る。
食材の力を再認識することで、自然農業への信頼回復と地域の一次産業への波及が期待できる。
代表企業等の連絡先
深田総菜
所在地:長崎市諏訪町9-5 池脇ビル1F
電 話:095-820-1233
採択日:令和3年6月23日