農事組合法人フレッシュ251
長崎県諫早市
【連携体】
- 株式会社杵の川
- 橘湾中央漁業協同組合
事業内容
フレッシュ251は、平成10年より諫早市飯盛町において農産物直売所の運営を開始し、令和7年11月より道の駅の運営にも携わり、地域農家と連携した栽培・加工・販売を一体的に行っている。
年間を通じて多様な農産物や水産物が集まる直売所と、道の駅を通じた広域的な来訪者への発信力を活かし、地域食材の魅力を伝える役割を担っている。
また、規格外野菜の活用、小ロット試作、顧客反応を踏まえた商品改善など、地域資源を活かした商品開発の実績を有し、毎月開催する「251マルシェ」やふるさと納税など、複数の販路にて地域内外への販売・PRを継続的に行っている。
長崎県諫早地域には、野菜・ヒオウギ貝・酒粕など多様な地域資源が存在する一方、規格外野菜の発生、ヒオウギ貝等の販路先が限られている点、酒粕の有効活用が十分でないなど、一次産業の収益性向上に向けた課題が残されている。
本事業では、酒粕・味噌などの発酵素材を活用し、地域の野菜やヒオウギ貝等を加工することで、新たな地域産品を創出し、一次産業の収益向上と地域経済の活性化を図る。
事業実施体制
新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力
規格外野菜の活用や、発酵ペースト・発酵ディップなどの常温保存可能な加工品の開発は、地域の農産物の価値向上とフードロス削減の両立につながる新しい取り組みである。
また、当法人・株式会社杵の川・橘湾中央漁業協同組合が連携し、原料調達から加工・販売までを地域内で完結させる仕組みを構築する。
本事業は「発酵技術×地域資源×連携体制」というこれまでにない組み合わせにより、地域の一次産業の課題解決と新たな特産品創出を同時に実現する点に高い新規性を有している。
近年、健康志向の高まりや発酵食品への関心の上昇により、酒粕・味噌などの発酵素材を活用した加工品の需要は全国的に拡大している。
また、地域食材を組み合わせた“ストーリー性のある商品”は、直売所やオンライン市場において高い支持を得ており、地域資源を活かした加工品の市場性は高まっている。
本事業で開発する発酵加工品は、地域住民・観光客・オンライン購入者・ギフト需要など多様な顧客層に訴求でき、市場性が高く、安定的な販路拡大が見込まれる。
発酵加工品は、保存性・栄養価・機能性の面で評価が高く、全国的に市場が成長している分野である。
本事業で開発する発酵食品は、地域資源を活用した独自性の高い商品であり、健康志向の高まりや発酵食品ブームを背景に、地域発の新商品として今後も安定した需要の拡大と継続的な販売が期待できる。
加えて、農業者・漁業者・酒蔵・商工業者が連携する本体制は、原料供給の安定化と商品開発の継続性を支える基盤となり、地域内での循環型ビジネスモデルとして発展する可能性が高い。
当法人はこれまでに複数の加工品開発やイベント運営、直売所での販売実績を持ち、商品開発・衛生管理・パッケージ制作・販促活動などのノウハウを既に有している。
また、自社直売所や連携体である株式会社杵の川の直売所、ふるさと納税、オンラインショップ、毎月のマルシェなど、複数の販路を活用できる環境が整っており、開発した商品の販売先が明確である。
安定した原料供給、既存の販売チャネル、各事業者の経験と専門性の高い技術力、専門性地域連携の強さが揃っていることから、本事業は高い実現可能性を有しており、継続的な事業展開が十分に見込まれる。
地域活性化への波及効果
本事業は、地域資源を活用した高付加価値商品の開発を通じて、諫早地域における一次産業の収益向上と関連産業への波及効果をもたらすものである。
規格外野菜や未利用水産物の活用はフードロス削減に貢献し、環境負荷の低減と持続可能な地域づくりを後押しするとともに、新たな収益機会を創出し、農業者・漁業者・酒造業者の所得向上に寄与する。
本事業は各事業者の収益向上と地域資源の価値向上を同時に実現し、地域経済の活性化と地域イメージ向上に大きく貢献する取り組みである。
代表企業等の連絡先
農事組合法人フレッシュ251
所在地:諫早市飯盛町佐田870-1
電 話:0957-48-2242
F A X:0957-48-2241
採択日:令和8年6月2日