水産物

九十九島産いりこを使ったいりこ出汁入り味噌(ゼリータイプ)の商品開発・販路開拓

九十九島産いりこを使ったいりこ出汁入り味噌(ゼリータイプ)の商品開発・販路開拓

株式会社喜代屋

長崎県南島原市

【連携体】

  • 九十九島漁業協同組合

事業内容

九十九島産いりこを使ったいりこ出汁入り味噌(ゼリータイプ)の商品開発・販路開拓(株)喜代屋の「味噌加工技術、新商品開発ノウハウ」と九十九島漁業協同組合の「煮干しいりこパウダー加工技術」の連携により、長崎県特産品「長崎じげもん」の味噌としてアピールする高付加価値の新商品開発を実施する。販路については、福岡市場を重点開拓地域として、両社の既存取引ネットワークを活用し共同開拓。長崎から福岡へ、そして全国へと市場開拓を目指す。

事業実施体制

九十九島産いりこを使ったいりこ出汁入り味噌(ゼリータイプ)の商品開発・販路開拓

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新たな味噌形状(ゼリータイプ)は、これまでの固体と液体の中間を狙ったもので、マヨネーズのようにチューブ式容器に充填することが可能となる。これまでの、固体味噌の表面が乾燥したり、液体味噌が容器の底に沈殿するといった、使いづらい不具合が解消される。さらに、用途に応じて手軽に必要なだけ絞り出すことで、味噌の鮮度をキープできるメリットがある。

(株)喜代屋が数年前に開発した「出汁入り液体味噌」は、使い勝手の良さから一挙に主婦と事業者の支持を得ており、使いよさで味噌形状の変化を認める傾向と、出汁の種類の品揃えニーズは今後も強まるものと思われる。さらに、地域色・郷土食を好む傾向が強まり、全国的な「かつお出汁入り味噌」の競合商品として長崎県特産品「いりこ出汁入り味噌」の話題性は強く市場にアピールできる。

「出汁入り味噌」の市場は、料理のインスタント化が進む一般家庭向け需要と、調理時間の短縮と非熟練調理人が増えた外食産業・惣菜産業・給食産業などの業務用需要で、急速に拡大する傾向にある。

「出汁入り味噌」の市場は、料理のインスタント化が進む一般家庭向け需要と、調理時間の短縮と非熟練調理人が増えた外食産業・惣菜産業・給食産業などの業務用需要で、急速に拡大する傾向にある。

地域活性化への波及効果

地域雇用の創出、就労時間の増加による収入増加、地域産品ブランドの認知向上、地産博商(消)の推進等、さまざまなプラスの影響が期待できる。

代表企業等の連絡先

株式会社喜代屋
所在地:南島原市有家町山川1122
電 話:0957-82-2054
FAX:0957-82-0110
HP:http://www.misogorou.com/

採択日:第1回 平成24年6月5日
第2回 平成25年7月24日