農産物

長崎県産月桃を使用した入浴剤の開発・販売

長崎県産月桃を使用した入浴剤の開発・販売

合同会社IBC

長崎県長崎市

【連携体】

  • 株式会社ベリーファームさせぼ

商品紹介

事業内容

長崎県産月桃を使用した入浴剤の開発・販売月桃を使った入浴剤の開発及び販路開拓を行う。従来月桃は沖縄で栽培していたが、長崎県内の農業者と連携し、新しい農法である電解水栽培による無農薬、高収穫栽培を実施する。月桃のもつ消臭性と殺菌性について地元長崎国際大学と研究を行っており、今後も共同研究を進め、より効果的な商品開発を推進する。また、これまでの化粧品及び月桃石鹸の販路を利用拡大し、新しい販路として道の駅等の売店等を開拓する。

事業実施体制

長崎県産月桃を使用した入浴剤の開発・販売

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

月桃使用の入浴剤は国内で販売されておらず、月桃はこれまでにない新しい香りと消臭・殺菌機能、皮膚にやさしい点が特長。今回電解水を農産物に散布する電解水栽培を導入。電解水は界面活性効果があり、洗浄力及び育成促進機能や食中毒の原因となる微生物、病原細菌を殺菌する機能もあり、無農薬で月桃の栽培が可能。

現在の入浴剤市場では炭酸ガス系入浴剤、温泉系、保湿系の3種の入浴剤が販売されている。現在、炭酸ガス系入浴剤の好調により入浴剤市場全体では拡大しており、他の入浴剤も工夫次第で市場拡大が見込め、全体では成長カテゴリとなっている。今回開発の入浴剤は保湿系入浴剤としての分野の成長を目指している。

健康志向の高まりを受けて入浴剤市場全体は伸びており、これからの成長を期待できる。今後の売上拡大策として従来の販路(ドラッグストア、株式会社エンファクトリー等)に加えて道の駅、ホテル売店等にも販路拡大を図る。

新規事業における研究開発もこれまでの開発実績及び既存の技術レベルからみて、問題なく開発可能なレベルのものである。また、既存取引先への販路拡大及び新規取引先の一部開拓で、計画売上高の達成は、ほぼ見込める状況である。

地域活性化への波及効果

低コストで原料を調達するために長崎県小値賀町、佐世保市針尾町の農業団体に球根を供給し年間を通して原料の調達ができるように栽培の工夫研究をしている。それにより年間を通して安定した原料の収穫、供給ができ、顧客需要に対応できる販売価格、販売量が可能である。このため連携農業者の事業利益の増加に寄与することができる。また地域での雇用拡大や地元ブランド育成効果、更には遊休農地の活用、地産地消等地域波及効果が期待できる。

代表企業等の連絡先

合同会社IBC
所在地:長崎市竹の久保町 5-13
電 話:095-864-7788
FAX:095-864-7711
HP:http://nanopla.jp/

採択日:平成25年12月6日