株式会社雲仙きのこ本舗
長崎県南島原市
【連携体】
- 本下 泰治
事業内容
地元名産の「手延べソーメン」によるちゃんぽんで同じく地元産の野菜をふんだんに使い、身体に優しく、カロリーも低い、しかも食べ応えのあるちゃんぽんを開発する。弊社の麺技術を進化させながら、カップ麺として製造し、手軽においしく、身体に優しいソーメンちゃんぽんとする。地元のソーメン、小浜ちゃんぽんも参考としながら、具材は地元島原半島の野菜やかまぼこ、連携体のきくらげ、そして弊社のきのこなどを使用することで地域色を出す。地元の野菜やきのこなどヘルシー食材をふんだんに使うことで、「健康志向」の高いユーザー向け商品とする。野菜やきのこなどは出荷できないサイズを活用し生産者のロスを低減する。ソーメン=夏から暖かいソーメン料理を普及させるとともに若い世代にヘルシー食材であることもイメージさせ、通年消費できる食材とする。販路開拓は、弊社の「雲か山か」の3店舗や通販サイトなどを通じて販売。また、ふるさと納税返礼品として活用していただくよう、市にも働きかける。
事業実施体制
新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力
ちゃんぽんとソーメンは意外とありそうでなかった組み合わせであり、ソーメンを使用したちゃんぽんのカップ麺はまだなく、地元の野菜やきのこなどヘルシー食材を使用したものもないため、新規性は高い。
ソーメンチャンポンは、まだその数も少なく、他との違いを明確にできれば、十分勝負できるものと考えている。リンガーハットでも野菜たっぷりちゃんぽんが人気。麺をソーメンにし、ヘルシーさをアピールすることで、ターゲット層に届く商品としたい。
カップ麺は、手軽さや災害時の保存食として、またインバウンドのお土産としても人気があり、成長分野と認識している。夏場だけのイメージがあるソーメンとちゃんぽんと組み合わせることで、新しいユーザーの獲得を狙いたい。健康志向は、成長分野である。また、海外での日本食ブームもあり、「美味しい」「ヘルシー」「健康」はインバウンドでも魅力あるキーワードである。
当社では養々麺など即席めんの加工を行っており、販売実績もある。提携先の長崎県産きくらげ、当社のきのこ類も含めることで、ヘルシーなカップ麺を製造することは可能である。島原半島産の野菜や肉類、かまぼこなどの具材、地元島原ソーメンを使用するなど地域性を前面に出し、他商品との差別化を図る。
地域活性化への波及効果
島原半島、および南島原市の新しい特産品として、地域PRに活用したい。野菜やきのこなどは出荷できないサイズを活用し生産者のロスを低減。ソーメン=夏から暖かいソーメン料理を普及させるとともに、若い世代にヘルシー食材であることもイメージさせ、通年消費できる食材とする。「ソーメンチャンポン」を確立し、ソーメンの消費量拡大につなげ、地元ソーメン業者の出荷UPも期待できる。地元の飲食業者と連携し、ソーメンちゃんぽんを普及させる。連携体の貴重な国産きくらげをPRし、消費拡大につなげたい。
代表企業等の連絡先
株式会社雲仙きのこ本舗
所在地:南島原市有家町尾上 3147
電 話:0957-82-0011
FAX:0957-82-0030
HP:http://www.unzenkinoko.co.jp/shop/
採択日:平成28年12月1日