株式会社雲仙湯けむりファーム
長崎県雲仙市
【連携体】
- 合資会社山中商店
事業内容
山中商店は、自社醤油やオリーブオイル等を使い、保存料等を使用しないドレッシングを作る技術を持っており、これに規格外キノコを利用し、無農薬、無添加の身体に優しく、安全なドレッシングを商品化する。また、商品デザイン等について、県内や福岡の直販店でアンケートを実施し、ターゲット層のニーズ、意見等を掌握し、商品開発に活かす予定である。 販路開拓は、山中商店と湯けむりファーム等が持つ直販店(雲仙市、福岡市)を中心に、将来的には、関東方面の百貨店、あるいはネット販売など新たな層に広げていきたい。商品開発には、料理研究家の栗原心平さん(栗原はるみさんの長男、現在「男子ごはん」などTVでも活躍中)の協力を頂けるよう内諾を受けており、30代独身女性のターゲット層に合うドレッシングを開発製造したい。
事業実施体制
新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力
キノコを主体とした市販のドレッシングは少なく、大手メーカーもキノコの食感が味わえるタイプは少ないことから、キノコの食感が楽しめかつ無農薬、無添加の安心安全な商品を開発する。
保存料等添加物を使用せず、具材のキノコも無農薬であり、安全安心なドレッシングとして、キノコの食感も楽しめる商品としたい。直売店の顧客は新規商品へのニーズが高く、またギフトや通販など新しい販売アイテムで販路を拡大したい。
味のバリエーションを追加しながら、「醤油屋ときのこ屋がコラボして作った商品」として特化したい。ドレッシングに使用する原材料を地元産にこだわり、安全性を強調するとともに、地域の他の物産との連携も模索したい。ドレッシングの味のバリエーションだけでなく、パスタソースや焼き肉ソース、あるいはレトルト食品などにも展開していき、商品のシリーズ化を図りたい。
ドレッシング製造において料理研究家の栗原心平氏の協力を得るよう内諾を受けている。また、山中商店 は現在も地元産の野菜等を使用したドレッシングを製造しており、新商品開発については期間内に完成させ ることは可能である。直売所(雲仙市・福岡市)に来店されるお客様にアンケートを実施し、販売に繋げる。
地域活性化への波及効果
開発したドレッシングを使った料理などを市内のホテル、レストラン等で展開し、地元の新たな物産として位置づけ、観光客向けのお土産品、あるいはふるさと納税返礼品などに活用できるよう働きかけたい。雲仙市は農業と観光が主な産業であり、地元の農産物を活かした高付加価値の加工商品を「雲仙ブランド」として認定・奨励している。農商工連携の先駆けとなれば地場産業の活性化に先鞭をつける役割を持つものと考えている。、キノコドレッシングの販売数が伸びることで、新たな雇用創出に繋げられるよう事業展開を推進したい。
代表企業等の連絡先
株式会社雲仙湯けむりファーム
所在地:雲仙市千々石町戊1642番地1
電 話:0957-37-2439
FAX:0957-37-2440
採択日:平成28年12月1日