百笑会プラス
長崎県東彼杵郡波佐見町
【連携体】
- 中尾 博文
- 社会福祉法人 チアフルハーツ
事業内容
当社では地元農産物「菊芋」に着目し、本事業で焙煎菊芋茶の機能性表示食品取得とその販路開拓に取組む。青果の菊芋は日持ちせず認知度が低く販売に苦戦する一方、血糖値の上昇を抑え整腸効果があるイヌリンという成分が豊富に含まれていることで少しずつ注目されてきている。乾燥、焙煎してお茶にすることで年間通して販売が可能である。血糖値の上昇を抑える機能性表示食品として日本初の焙煎菊芋茶とすることで他の菊芋茶と差別化を図る。
商品完成後は、健康茶として先行して5年前から販売しリピーターもついている玉ねぎ皮茶の既存販路を活用し、特に健康志向の中年層の男女をメインターゲットに、新たな健康茶として首都圏、ネット通販で主に販売展開していく。
■事業化予定:令和5年6月
事業実施体制
新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力
現在、国内における商品としての菊芋茶は販売されているが、機能性表示食品の菊芋茶は販売されていない。全国初として他社の菊芋茶と差別化を図る意味で、本事業で機能性表示食品の表示を取得した焙煎菊芋茶を新規販売していきたい。
血糖値の上昇を抑えるはたらきのある成分イヌリンを豊富に含んだ菊芋には注目が集まっており、菊芋を手軽に取り入れて飲める菊芋茶の需要も高まっている。
特に、連携体である中尾氏が供給するような有機栽培された安心・安全な菊芋を原材料とした焙煎菊芋茶は訴求力が高いと期待している。
菊芋に豊富に含まれる成分イヌリンの一日の摂取量について、本事業で開発する焙煎菊芋茶には、市場に存在する商品と同等又はそれ以上のイヌリン含有を目指していることから、機能性表示食品の認定を受ける可能性は高いと考えている。
地域活性化への波及効果
地元農家には、耕作放棄地での菊芋の栽培をお願いしている状況である。焙煎菊芋茶の販売が軌道に乗れば、これら農家の所得向上、耕作放棄地解消、菊芋栽培農家の増加におおいに繋がる効果が期待され、地域の活性化に寄与する。
さらに、今回開発する機能性表示食品取得の商品の需要が拡大すれば、事業規模を拡大でき、事業工程に関わる人員を増員し、地域の雇用拡大に貢献できる。
代表企業等の連絡先
百笑会プラス
所在地:東彼杵郡波佐見町村木郷1958-1
電 話:0956-55-8337
FAX:0956-55-3209
HP:
採択日:令和4年5月27日