農産物

『小浜伊勢屋旅館』ブランドによる長崎県産素材での商品開発事業

『小浜伊勢屋旅館』ブランドによる長崎県産素材での商品開発事業

有限会社小浜伊勢屋旅館

長崎県雲仙市

【連携体】

  • はじめ農園
  • 農事組合法人ごとう茶生産組合

事業内容

『小浜伊勢屋旅館』ブランドによる長崎県産素材での商品開発事業

旅館業を営む中でお客様から「長崎らしい」「小浜らしい」「伊勢屋らしい」お土産はないかという声をよく耳にする。「食・おもてなし」を通じて長崎県内素材を使った商品(館内提供料理にも使用)による販売商品を展開していく。
長崎県・島原半島で多く収穫され、万民に愛されている素材であるみかん(オレンジ)をまるごと(皮・果汁)使った商品、健康・美・癒しをテーマにおもてなしを行っている当館で実際にお客様に提供できる商品を目指し、以下の商品を開発する。

  1. 果汁:オレンジソース
  2. 皮:陳皮+和紅茶のくつろぎ茶

1、2共に長崎県産品の優良商品として、お土産での販売、館内での提供ができるような商品として開発して行く。

事業実施体制

『小浜伊勢屋旅館』ブランドによる長崎県産素材での商品開発事業

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

【オレンジソース】「トマトピューレ」のオレンジ版をイメージしている為に他に競合する商品は見当たらない。
【くつろぎ茶】JAS認定有機栽培の茶葉を使用した和紅茶を使用・国産(茶葉、陳皮)100%

お土産購入の決め手は「その土地でしか買えないもの」であり、長崎を訪れる観光客をターゲットに市場性は大きいと考える。また、癒し・健康・美のキーワードは多くの女性に支持されており、市場は広がると考える。

伊勢屋旅館は、「お客様の声」に答えることができ、減農薬、有機栽培をキーワードに「人に優しい」 旅館としてのイメージで長崎県の伊勢屋旅館をアピールできる。
連携体では商品に名前が出るので認知度が上がり、長崎県内の宿泊施設、飲食店などに素材提供提案ができ、事業拡大及び各旅館、宿泊施設での売上向上に貢献する事が出来る。

みかんは年間生産量120~130t。旬の時期に生果汁を冷凍保存する為、年間供給が可能。弊社は調理長を始め調理人が6人在中しているためアイディア、商品化に向けた試作品作りは可能。

地域活性化への波及効果

  • 長崎・小浜の代表するお土産として埋もれていた素材などを発掘、活用できるために地域の1次産業活性化に繋がる。
  • 小浜女将ブランドの構築により、小浜地区の宿泊業売向上に貢献する事で、地域での農商工連携の意識が向上し、地域の連携が生まれる波及効果が見込める。
  • 生産者、生産地を前面に出すことで、地域知名度が上がる。
  • 他事業の連携事例として、県内事業者連携の意識づけに繋がる。
  • 代表者が長崎県商工会連合会役員等の経歴から県内他地区への事業連携へのアドバイスが可能になる。

代表企業等の連絡先

有限会社小浜伊勢屋旅館
所在地:雲仙市小浜町北本町905
電 話:0957-74-2121
FAX:0957-74-5977
HP:http://www.iseyaryokan.co.jp/

採択日:平成29年9月4日