農産物

長崎県産米麦を使用した長崎県産マグロにあう本格焼酎の商品開発

玄海酒造株式会社

長崎県壱岐市

【連携体】

  • 壱岐市農業協同組合

事業内容

当社は壱岐焼酎を代表するメーカーとして九州を中心に焼酎を販売しているが、関東地区や関西地区などの大都市圏では、ウイスキーなど他の酒類のブーム、消費者嗜好の多様化、若者のアルコール離れなどの影響で近年は市場拡大に苦戦している。
また、長崎県壱岐市では、焼酎原料用の米麦を栽培しているが、人口は年々減少してきており、農業を継続していくためには島外販路の拡大は必須の課題である。
一方、長崎県内にてマグロ養殖業を営んでいる金子産業株式会社より、長崎県産養殖マグロの知名度向上のために、協同で長崎県産マグロのPRをしたいという依頼があった。

上記の課題を解決するため、長崎県産マグロのブランド認知度向上と壱岐焼酎の販売拡大を目的とした『マグロにあう焼酎』の開発を行う。あわせて、開発商品をマグロ消費量の多い関東や東海地方などに販路開拓していき、壱岐焼酎を介して「長崎県産米・麦」をPRしていく。
商品開発あたっては、壱岐市農業協同組合から長崎県産米麦の加工法のアドバイスを受け、複数の原酒をブレンドし、マグロにあう本格焼酎の開発を行う。また、試作品の開発段階で金子産業株式会社に鑑評を依頼しマグロを食するときに合う酒質を追求する。
商品完成後は、リーフレットを使用し商品提案を行い、全国展開を図る。県内に向けては港、空港、駅などで、お土産品としての販売を目指す。

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

和酒では『サバにあう清酒』など販売されているが、特定の魚種に向けた商品アイテムは非常に限られている。麦焼酎においては、マグロにあう焼酎は販売されていないため充分話題性がある。壱岐焼酎は、すでに原料配分の独自性および地理的表示によって他の麦焼酎と差別化されているが、新商品『マグロにあう焼酎』ということで更なる差別化が可能である。

最近は酒類においても、消費者などに提案する時、原材料の詳細を求められることが増えている。そういったこだわりの顧客に対して、原材料に長崎県産米麦を使用することで、食の安全・安心といった時代の要請に強く訴求することが可能である。また、健康志向の高まりからも糖質を含まない本格焼酎は追い風であると思われる。

壱岐焼酎は、マグロにあうことがあまり認知されていないため、マグロを食するとき飲用する酒類として広がっていく事が期待できる。今後は、他の魚種についても壱岐市農業協同組合と連携して開発することを検討していく。

当社は創業以来、本格焼酎を製造し、長崎県産米麦を原料にした焼酎の商品化の実績もあるため技術的な問題は無いと考えている。
原料供給については、当社及び壱岐市農業協同組合、米麦生産者代表が会員として構成する「壱岐地区麦類生産者流通協議会」を通じて、協力要請し安定供給に努める。
マグロにあう焼酎ということで、試作品段階で金子産業株式会社に酒類の鑑評を依頼し、顧客ニーズに合った商品とする。

地域活性化への波及効果

長崎県産の米麦を使用することで、壱岐市農業協同組合の組合員の所得向上につながる。また、本県が生産量全国1位を誇る長崎県産マグロの魅力発信とブランド認知度向上につながる。

代表企業等の連絡先

玄海酒造株式会社
所在地:壱岐市郷ノ浦町志原西触550-1
電 話:0920-47-0160
FAX:0920-47-0211
HP:https://www.mugishochu-iki.com/

採択日:令和元年7月1日