株式会社 菓秀苑森長
長崎県諫早市
【連携体】
- 農事組合法人ながさき南部生産組合
事業内容
カステラの次の形を常に開発している中で、素材としてのごまを発見し商品の開発を開始(外国産ごま使用)。そんな中、県からの紹介により、島原での生産者を見つけることで、カステラとの相性も良く、インパクトのある商品開発ができると考えた。販路拡大に関しては、国内は既存の販売先を中心に販売を実施。海外に関しては、アジアでは定番かつ人気のある「ごま」および、かねてよりある「日本」という2つのブランドを中心に海外にも販路を開拓し、逆にその販路開拓による日本国内でのブランド化を目指す。別途現在タイで高評価を受けている「半熟生カステラ」という商品性に関してもごま味を適用し更なる販路拡大を目指す。
事業実施体制
新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力
県内農産物との共同開発は初めて、かつ、油分のある食材とカステラを混ぜ込むという工程も初挑戦。本場の長崎カステラ屋として、ごまとカステラの相性を追求。また、弊社で同時に外国産のごまカステラも製品(質)比較のために同時販売を検討しており、味の違いおよび安全性の違い、希少性などを打ち出していく。
対象とすべき市場
既存カステラマーケット、フレーバーカステラ市場、健康志向のある女性マーケット、海外市場(アジアから東アジア)
- 弊社既存輸出国発の他アジア諸国への展開を期待。
- 日本産(長崎産)ごまの知名度向上によるごまの他箇所への活用→生産量の拡大→単価引き下げ
→シェアの増加(現在国内流通量の 0.1%) - 特定保健用食品市場への進出(構想段階)
開発に関しては、助成期間で十分に賄える想定。販路開拓に関しては、国内→助成期間内に、弊社既存販路への告知、展開は可能。海外→輸出プロセス、営業も含め助成期間内の着手は可能。
地域活性化への波及効果
連携構成員の知名度の向上、菓秀苑森長のカステラブランドの向上、売上の拡大。長崎の県産品同士のコラボということで、ニュース性があると判断。また、長崎島原がごまの産地というイメージを全国的にPRできる効果あり。海外に関しては、長崎(日本)ブランド、かつ、アジアでも人気のあるごまを活用することにより、長崎および長崎カステラ、ごまの知名度の向上を狙う。経済的には、上記市場プラス健康志向の女性への販売も期待できるため、売上の拡大含め地域経済への波及効果は高いと判断。
代表企業等の連絡先
株式会社 菓秀苑森長
所在地:諫早市幸町 38-30
電 話:0957-21-2121
FAX:0957-21-2122
HP:http://www.kashuen-moricho.co.jp/
採択日:第1回 平成27年12月1日
第2回 平成29年11月15日