農産物

茂木ビワ農家との連携による廃棄ビワの有効活用と茂木ビワシロップ漬け商品等開発事業

枇杷シロップ漬け(パウチ)

有限会社茂木一まる香本家

長崎県長崎市

【連携体】

  • 峰 富士雄
  • 玄海農園

商品紹介

事業内容

ビワは果実が繊細で傷みやすく、青果として流通する期間が短いなどの理由から、大手メーカーによる大規模な加工利用は難しい状況にある。また、1級品ビワは青果として市場で流通されることが殆どで、2級品以下も半数程度は収穫されずに廃棄され未利用資源となっており、メーカー等による原材料としての買付量も限界がある。
本事業では未利用資源となっている茂木ビワの有効活用を図るため、茂木地区ビワ農家約20軒と連携し、2級品以下のビワの受入体制の構築、茂木ビワを加工から保存までを可能にする研究並びに商品開発、地元「茂木」における地産地消の推進による安全・安心な地域ブランドの確立を目指す。現在廃棄されている2級品以下のビワを、農家から当社へ搬入後、当社の加工所で加工し、実は「茂木ビワシロップ漬け」、種は「甘露煮」、葉は「ビワ茶」として研究開発に取り組む。商品完成後はビワシロップ漬けについては、商談会等を通じて菓子製造業等に斡旋販売したい。甘露煮やビワ茶についても、直売所や通信販売、商談会等を通じて販売を展開したい。

事業実施体制

茂木ビワ農家との連携による廃棄ビワの有効活用と茂木ビワシロップ漬け商品等開発事業

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

大手メーカーによる、ビワシロップ缶詰を製造する工程は、農家の日々の収穫量に対する柔軟な対応が不可能であり、一定量を購入した残りは未利用資源となるケースが多い。茂木ビワの廃棄処分の減少、地域資源の有効活用による農業所得向上の推進を図り、地域が活性化するための新たな枠組みづくりを構築する。

市場に流通している「ビワシロップ漬け」の大半が中国産であり、一次加工後のビワは産地表示義務が無く、国産ビワも産地表示が曖昧であるため、今回開発する用品は、安全安心志向の我が国消費者ニーズに応えることができる。「ビワの木」は「大薬王樹」と呼ばれ、民間療薬として親しまれている等、ビワの有効成分は消費者市場に高く評価されている。

茂木ビワ農家が搬入したビワを弊社で加工し、廃棄されるビワの有効活用と供給に応じた生産体制を確立させることで、地元農家との連携拡大に努める。体制を確立した後は、茂木ビワの乾燥粉末化に取り組み、菓子や食品の香料商品として市場展開を目指す。

シロップ漬けについては試作、品質検査を委託する等の取組みを続けてきた。弊社で現在未使用となっている倉庫を改造し商品開発の場とする。長年の菓子工場経営実績を基に、地元自治会や茂木ビワ農家との間に良好な関係を構築しており、スムーズな連携体制構築が可能である。

地域活性化への波及効果

収穫した茂木ビワはJAや青果市場等の既存販売ルートに加えて、本事業における販売先が新たに拡大されることとなる。
協力元となる茂木ビワ農家は20軒以上存在するため、「峰富士雄」「玄海農園」に集中する事無く、取引先農家件数を増やしていく。
茂木ビワの加工研究所は、地元主婦や高齢者等による収穫期のビワ加工作業や、弊社商品の個装や梱包等を業務委託する等、年間の仕事量を確保し、地元の新たな雇用の場づくりを推進していきたい。

代表企業等の連絡先

有限会社茂木一まる香本家
所在地:長崎市茂木町 1805
電 話:095-836-0007
FAX:095-836-2765
HP:http://www.mogi105.com/

採択日:平成29年11月15日